おすしの日記

司法書士事務所で補助者やってます。ポンコツです。資格の勉強その他もろもろを気ままに綴ります。

本試験当日の心境を思い出してみる【後半】

続きです。

備忘録です。

こんな感じで当日を過ごしました。


【午前】

試験会場入り。大教室のほぼ真ん中辺り。憲法の統治、民法の親族相続、会社法のまとめノートを順に見ていく。説明が始まったが、周りを見るとまだテキストを開いている方もいたのでギリギリまで見ていた。トイレに立つ人が多い。試験開始3分ほど前に席についた方もおり、もし寝坊とかではなく狙ってそのタイミングで来ているとしたらスゴイな、と思った。年配の方。幸い隣の方は欠席で、記述の時気兼ねなく広く使えるなと思った。


試験開始。憲法第2問の主権の概念については、司法試験の勉強で散々覚えたはずだが、すっかり忘れていて焦る。最後に戻ってトータル15分は考え何とか正解できた。民法は模試と同じ感覚で、17〜18問くらいはとれてると良いな、程度(結果は18問)。刑法第26問も以前勉強したはずだがモヤモヤ。おそらくこうだったはず、という感覚で何とか正解できていてラッキーだった。会社法・商法は最初の問題以外は解いててキツかった。補強の成果が出せてない、確信が持てない、と考えながら最後まで。


マークをして85分ほど経過していた。

その後初めから全問見直し、午前終了。

25問くらいかもしれないと感じて足切りが頭をよぎったが、終わったものはしょうがないと切り替え、すぐ民訴系のテキストを開いた。


【昼休み】

民訴系、不登法、商登法の択一用まとめノートを見直す。30分ほど経ったところで昼食(眠くならないようウィダーインゼリーとパンくらいの少量を摂る。これもいつもの模試と同じ)。会社法はまだまだ暗記できていないところがあるなぁと思いながらテキストを見ているうちに、あっという間に午後の説明が始まる。択一・不登記述・商登記述を各1時間という配分は守ろうと心掛けて待つ。


【午後】

試験開始。11問目までを解いたところで20分近く経過していて少し焦る。不登終了時点で47〜8分。商登は急ぎ目で解いたが、マークも終えた時点ですでに70分。まあ何とか許容範囲内か、でも戻って見直す時間はないかもな、と思いながら不登記述へ。

とにかく分量が多い。代位はオッケー。執行文の付与は思い出せず名変が必要といった見当違いなことを書いてしまう。名変・合併移転・抹消は実務ではよくあるので意外と迷わず(抵と根を一括抹消したことはないが、当事者が同一になったので、できると判断させたいのかと思い書こうと判断)。この時点で残り1時間に。仕方なく商登記述へ。

監査等委員会は散々練習したので、やった!と思う反面、あの量を書かせるのか?にしては、枠が小さいな・・と悪魔の囁き。社外が過半数必要だったのは何だったかな〜と迷い、結局消極に。そのため書く量が減り、残り15分で終えて不登へ戻る。

不登裏面を焦りながら何とか最後まで書き切ったところで試験終了。


【終了後】

午後択一の見直しが全くできず、見ていない肢も多かったので、もしかしたら20点とかもありうるなと呆然とする。記述は自分としては書き切ったつもり。なので、そこそこ良いかもと思ったが、いかんせん監査等委員会の賭けに負けてたら終わりだなと感じた。

その後家族と合流。当日自己採点はしなかった。というか怖くてできなかった。